人生は所詮、運だ。結局トレードで負けまくり、ガールズバーで金も使いまくった。酒も飲みまくって、また金がなくなった。仕事の環境も最悪だ。俺だけが最悪だ。そして俺のイメージもどんどん悪くなっていく。やってられない。
だからと言って、じゃあ自殺するのか?と言われれば、すでに一度失敗しているので、それはできないし、屈辱感すらある。
レディ・ジョーカーで抗議の姿勢を示すためにあえて焼身自殺した警察官がいる。彼と気持ちは同じだが、まだ死ぬには早い。だが、やるべきことは、まさに「抗議活動」であることがわかってきた。
残りの人生は、少なくとも56歳の年末までは抗議活動をすればいい。
ミスター・サタンの声優であった郷里大輔さんは57歳の時、手首を切って自殺した。58歳手前の冬だった。糖尿病で網膜剥離などの症状があったらしい。
郷里と合理をかけるわけではないが、サタンの化身である自分に神の御加護があるわけがない。だから不遇であることは当然であり、受け入れるしかないのかもしれない。
仕事は仕事、トレードはトレードで分離して考えればいい。思い出はもう十分作ったはずだ。あとは抗議活動に専念すればいい。
今日はまずチャートとにらめっこして敗因を見極める。その他はティルトの研究、桜井さんの本を読むなど。あとは掃除。
合理的な生き方とは何か。ここからどうすべきか、それも考えなければならない。
今が不遇で理不尽な状況だとしても、それを耐えておくことで未来の自分に「あの時のクソみたいな状況よりはマシか」と思わせられる要素をプレゼントすることができると思えば、今のクソみたいな状況にも意味を持たせられる。実際借金が220万あった頃、仕事が昼夜交代で辛かった頃に比べれば、まだマシだ。殺してもいいようなクズ社員を何人見てきたことだろうか。そして、いずれも殺す価値などないゴミどもだった。今回も同様だ。
成長することだけを考えれば、今の状況をある程度耐えることには意味があるかもしれない。そういうことにしておくしかない。実際、金がないから働くしかないのだし。