ジェシー・リバモアの敗因(2024年8月6日)

日経平均が恐ろしい勢いで下げ、そして恐ろしい勢いで反発している。自分は7月31日に38140でミニ1枚売り、LC設定せず、39230まで上げるのをただお祈りしながら眺めていて、その後下げてきたので38720でLC設定しておいたら、23:20にLCに引っかかって終了した。その後は38940まで上げるも、これは39230-38940の二番天井という形になり、その後は38390を割り込み、そのまま37890を割っていく。

そもそも38050-38720-37890-39230の動きは下げを予兆している。単純に上げるなら38050を割り込む必要はない。37890を付けた1H高値38180を超えてしまっては違和感があるので売ってはいけないのに、なんとなく38140で売りを入れた自分が完全に悪いことは明白である。

結果として、やはり38180を超えた時点で38180で買いを入れても38090までの下げなので100LCをギリギリ食らわない。うまくやるなら38160程度で買いでもいいだろう。そして39230まで上げるので1000円以上の値幅を取れたことになる。

ただし、39230は4Hの下向き75MAの調整となる。事前にストキャスが上げているので、39230では上げていなくても、調整判定となる。結果としてはそれが叩き落して、37330を割り込んだら絶対に買っていてはいけない状況になる。だが、まさか30370まで落ちるとは思わなかった。

さすがに反発で30370-34910まで4500円近くを24時間以内に上昇するという、これまたクレイジーな急騰をしているが、とりあえず夜間に入ってからのギャップをすぐさま埋めた形にはなっている。

上には41060-40910のギャップがあるので、これもいつかは埋めるのだろう。そういう意味ではチャンスはある。

さて、悲しいことだが、これだけの急落、そして急騰の中で大損し、自殺する人も出てくるだろう。

自分も38140の売りを30370まで放置しておけば70万円くらい取れていたとは思うが、おそらくそこまで引っ張ることはできなかっただろうし、ルール違反をしている時点で終わっている。これが逆にミニ30枚くらい買っていたとしたら2000万円負けていると考えると恐ろしいことである。

ルール違反をする人間は、いつ死んでもおかしくないということである。ジェシー・リバモアも最後はルール違反しまくって死んだようなものである。

証拠金が30万円以上ないとミニ1枚も持てない状況になり、現在20万円しか手元にないので、もはやどうにもならない。今日も売りで1000円の値幅を取るチャンスが今さっき来たところだ。おいしい相場だが、今の自分には仕掛ける資金も資格もない。それは相場歴が11年経過したのにルール違反した自分が一番よくわかっている。ルール違反した理由が資金不足なのか、借金しているからなのか、酒を飲んでいたからなのか、はたまたガールズバーに行きたくて仕方がないからなのか、おそらく全てだろう。

おそらく自殺者は出るだろう。そして、自分は借金125万円を抱えているとはいえ、仕事もあるし、生きている。125万円は一年あれば返せる額である、節約生活さえしていれば。

ヘンリー・フォードは40歳まで貯金0。マイケル・フランゼーゼも44歳で貯蓄が底をついたと言っている。自分は42歳で借金125万円。43歳で完済。44歳になることには120万円程度貯蓄できていればいいと思っている。ただ、そのためには節約生活をする必要がある。

今回の急落と急騰は正直衝撃を受けたが、どうでもいい。自分はポジションを持っていないし、持つ金すらないのだから。

そして、なんとなくわかってきたことは、酒、女、ギャンブルは敗因につながると言うことである。ギャンブルとは、つまりトレードルールを破った取引をすることである。7月31日の38140売り、LC設定なし、それがまさしくギャンブルである。

さらに酒は脳を狂わせる。そもそも酒など体にとって害でしかなく、飲む必要がないものである。酒を飲むということは、つまり酒に頼ってしまいたくなる心の弱さの表れである。

そして、酒を飲むとガールズバーに行きたくなる。ガールズバーではだいたい3万円以上使っていた。この半年で32万7000円使ったが、はっきり言って3万円は大金だという自覚がないと相場でトレードルールを淡々と守りつつ生き残ることは困難なのではないだろうか。ちなみに、トレードでは6月7月の一ヶ月半で42万円負けている。

今思えば、負けて当然だ。トレードを再開した6月10日はどうだったか覚えていないが、6月14日はジョニー・ウォーカーの黒を飲んでいた記憶がある。つまり、結局酒を飲んでいたわけである。

思えば昨年8月15日もミニ一枚で売りを仕掛けて、結果としてそのまま借金に手を付けて、そこから173万円負けた。当時はやっと借金を返済し終わり、給料日で酒も飲んでいた。激安焼酎の麦茶割という最低の酒を飲んでいたが、それも響のストレートとロックを飲んで、終了にしたい。

酒に手を出さずにはいられない自分の弱さが原因である。仕事のストレスもあっただろう。この1年で多少は理不尽さを受け入れる強さを手に入れた気がする。昨年は仕事で揉めたりしていたが、もうどうでもよくなってきた。極論を言えば、出社して12時間何かしらやっていれば金はもらえる。休憩時間が多少少なかったとしても、だからなんだというのだ。過去、特に2018年の仕事は本当にクソだった。休憩時間も作業していたことが多々あった。あれに比べれば、今の仕事など余裕である。

話がそれたが、結局、酒、女、ギャンブルが敗因であると考察されるが、その中でも酒である。酒を飲んでいると頭が狂ってルールを破る。そして酒を飲んでいるとカワイイ女の子としゃべりたくなってガールズバーに行き、3万円以上使ってしまう。そして、女の子に変なおっさんだと思われないようにまともな服を着ていこうとする。自分はすでに持っていた服を着ていったので、服に金を使ってはいないが、やはり女の子にまともな大人の男だと思われたいと言う承認欲求が金を使わせることになる。

ジェシー・リバモアも結局女に狂って負けたようなものである。そして、こじつけではあるが、ジェシーも酒を飲んでいた。オールドファッションというバーボンに角砂糖とフルーツを入れたカクテルを好んでいたらしい。奇しくも自分も最近までジムビームばかり飲んでいた。つまりバーボンである。

8月1日以降、一滴も酒を飲んでいない。65歳の年末まで23年5ヶ月ある。このブログを始める当初は、23・5年、つまり23年6ヶ月ルール違反をしないつもりだったが、残念ながら7月もルール違反をしまくった。7月31日の38140売りが最後のルール違反であり、7月31日の23時20分にLCされた。

これをラッキーだと思うべきである。23.5ゲームを開始するなら、今である。2024年8月1日以降、酒も飲んでいない、ガールズバーにも行っていない、トレードルール違反も行っていない、というかトレードしていない。

極論を言えば、砂糖も取るべきではないのだが、酒、女遊び、トレードルール違反に比べたら、砂糖の悪質レベルは極端に低くなると考えられる。

ガールズバーに最後に行った7月25日、そしてその日は朝まで飲んでいたので、つまり7月26日の朝まで飲んでいた。最後に響を飲んだ。7月26日は偶然にもリバモアの誕生日だった。

リバモアに勝つにはどうすればいいか。そもそもリバモアに勝つということはどういうことだろうか。個人的には、リバモアは63歳4ヶ月で死んでいる。じゃあ、65歳まで酒も女遊びもトレードルール違反もしなければ俺の勝ちなんじゃないだろうか。その時、資金がどれだけあるのかわからないが、それらを達成することが出来たら勝ちでいいのではないだろうか。

オールドファッションには角砂糖が入っている。できれば砂糖も摂取したくないが、多少ならまだいいとは思う。酒、女、トレードルール違反、この3つがとにかく悪行である。

2-3-5という数字は美しい。それは素数を最小の2から3つ並べているからである。23年5ヶ月。これもまた美しい。リバモアに勝つには、23.5年間、酒も女遊びもトレードルール違反もしなければいい。その時どうなっているかはわからないが、とにかくやってみればいい。

まず2年間である。2年間はトレードをする予定はない。最低でも120万円貯まるまではトレードに手を出さない。ファンスト&スローを熟読し、チャートを日々見るが、トレードはしない。そして、2年間酒も女遊びもしなければ、もしかしたらその時は再度借金を使い、自己資金120万円、借金150万円、合計270万円で2%ルールを使い、ミニ5枚で取引をするかもしれない。それは2年後の自分に任せることだ。

とにかく、強靭な精神力、そして2年間酒も女遊びもせず、ファスト&スローを熟読し、チャートを見続けてきたという自信も必要である。

23年5ヶ月、酒も女遊びもトレードルール違反もしなかった場合、どうなるのか。リバモアからの挑戦状を受け取った以上、やってみればいい。

トレードを始めたのは2013年6月。最後にトレードルール違反をしたのは2024年7月31日。11年2ヶ月の負の歴史を、23年5ヶ月の正義で上書きしたい。

42歳、借金126万円(年利16.6%)、年収368万円の派遣社員。ここからやっていくしかないだろう。

2年間で強靭な精神力、習慣、自信を身に着けたい。全てはそれからである。

相場で自殺する人は多い。今回自殺に追い込まれていてもおかしくなかった。トレードルール違反をする人間は、常にそうである。ルール違反は絶対に犯してはならないし、欲があるからこそルールを破る。酒、女、物欲など。極論にはなるが、まずは酒も女も物欲も捨てる事である。そうでなければリバモアには勝てない。

何もBNFさん、CISさん、テスタさんのように、何も100億円以上の資産などなくてもいい。個人的にはキーエンスの生涯賃金である7億4400万円を超えられればいいとは思っているが、別にそこまで行かなくても、とりあえず酒、女、トレードルール違反を23年5ヶ月達成できれば、それでいいのではないだろうか。

リバモアも世界恐慌で6700億円稼いだと言われているが、それでも63歳4ヶ月で拳銃自殺している。

さて、俺はどうなるのだろうか。23年5ヶ月前、俺は高校3年生で、卒業式の直前だった。ここからが後半戦と考えよう。工業高校でも出て、大企業のメーカーに勤めている人は、42歳なら結構いい稼ぎをしているだろう。

ジムで筋トレして、買い物して、風呂に入り、ジェシー・リバモアの本を読んだが、やはり彼は贅沢をしすぎている気がする。そして、物質的な豊かさと幸福度は比例しないことには自分も同意する。

ガールズバーで頼んだシャンパンは2万円。かわいい女の子に喜ばれたいという承認欲求がなせる業だったが、味はスーパーで打っている700円のスパークリングワインとなんらかわらなかった。おいしかったが、2万の価値があるとは思えない。

750mlで700円のスパークリングワインすらも、もはや高い気がする。ジンジャーエールは1500mlで200円だ。ガールズバーのシャンパンが750mlだとして、200分の1の値段になる。

酒を辞め、ジンジャー・エールで満足できる人生の方が、よっぽど健全である。女の子を笑わせられるスキルがあることはもう自分でも理解しているから、もう十分である。そして、もう立派な42歳のオヤジであることも理解すべきである。

つまり、リバモアにならないためには物質ではなく精神で満足すべきなのである。自分の場合はトークスキルを高めることには成功した。そして女性を笑わせるトークスキルを持っていることも自負している。ただ、金は全くなく、見た目もおっさんになってきている自覚はある。

若くて美しい妻に高級な装飾品を買い与え、破滅の道を進んでしまったジェシー・リバモア。逆を言えば、別に女の子とお話ししなくても、アニメとか見てお菓子とかジュースとか飲んで満足していれば、それでいいし、それで脳汁を出せるようになれればいいと思う。

8月7日になった。ジェシー・リバモアがグレートベアと呼ばれたのは52歳の時だった。案外歳を取ってからの話だったとは知らなかった。

極論を言えば、まず貯蓄が120万円貯まるまでは何もしなくていい。というか、トレードは禁止だ。そして、酒、ガールズバーも禁止。それだけでいい。

角ハイを模して、麦茶の炭酸割を作ってみた。意外と悪くないのかもしれない。

23年5カ月は長い。極論を言えば、トレードルール違反さえしなければよいのだが、結局、酒をやっていればトレードルール違反するし、ガールズバーに行っても酒を飲むし、金を3万以上使うので、欲が出てトレードルール違反することになる。

65歳の年末まで酒、ガールズバー、トレードルール違反をしなければ、リバモアに勝ったと言えるだろう。そのあとは、好きにしたらいい。リバモアの好きだったオールドファッションドというカクテルを飲みにバーに行ってもいい。それも素敵だと思う。ただし、勝利してからの話ではあるが。

株価は反発していると言っても、流石にこの急落で電車に飛びこんだ人もいるだろう。だが、他人事ではない。ルールを破っている限り、欲にまみれてハイレバ取引をしている限り、いつ俺も自殺する羽目になるかわからない。だから、もう終わりにしなければならない。

42歳。色々あった。基本的にはクソみたいな人生だったと思うが、俺は生きている。

ガールズバーに行ったせいで、喪失感が大きい。やはり他人に依存することは恐ろしいことである。酒飲んでアニメでも見ていればなんとかなるのだが、酒に頼れない以上、何かに没頭するしかない。65歳の年末からは酒とアニメで孤独を紛らわせたいものだが、今はダメだ。

やるべきことはある。ファスト&スローの熟読、チャートリーディング。ただし、今はチャートは見なくていい。見れば思い出してしまう。

6月10日にトレードを再開したが、6月14日にはジョニ黒を飲んでいた。その後、結局7月31日までほぼずっと酒を飲み続けていた。トレードで42万負け、ガールズバーには23万使った。奇しくも65万という数字になる。やはり65歳までやるしかないということだろうか。

気休めではあるが、フランゼーゼは44歳で貯蓄が底をついた。そこから7年近くもがいたらしい。俺もそうすればいい。51歳までの9年間、もがいてみればいい。まずは2年間、酒、ガールズバーを辞めて120万貯めることだ。そして本当の戦いはそこからだ。自分との戦いである。

42年間、色々あったが、全て忘れていい。ただやるべきことをやっていこう。それだけでいい。

2047年12月31日まで酒、女遊び、トレードルール違反をせずにやり遂げられたら、2048年1月1日からは酒も女遊びも解禁でいいのではないだろうか。まずはオールドファッションドを2杯、どこかの洒落たバーで飲みたい。

リバモアはやはり美女に弱かった。ガールズバーにハマってた自分も似たようなものだ。3万円が高額であるという意識がなければ、トレードでやっていくことは無理だろう。金など使う必要などない。3万円は月の食費よりも高いのだから。

金を使わずに生きていこう。そこに楽しみを見出すべきだ。どうせ人生は虚しい。それは事実である。