ブログ開設(2024年6月20日)

42歳になった。派遣社員で年収360万円。家賃は4万8千円のアパート住まい。消費者金融の借金が150万円あって、手元に現金が75万円ある。その虎の子の75万円を証券会社の口座にぶち込み、日経225先物をパチスロ感覚で打っていこうというのだから、傍から見たら狂気の沙汰だろう。実際、自分でもそう思う。決して推奨できない。ただ、やってみるしかない。やってダメなら諦めるか、他を考えるか。

とりあえず、今の仕事をクビになるか、トレードルールを破ってしまうか、そのどちらかに該当する状況になってしまったら、身の振り方を考えようと思うけど、仕事をクビにならずに、トレードルールも守っているうちは、余計なことは何も考えなくていいことにしようと思う。

2024年6月から2047年12月までの23.5年、トレードルールを守り続けて淡々とメカニカルにパチスロ「日経225先物」を打ってみたらどうなるのか、結果を見てみたい。

23.5年という数字は、別にこだわりがあるわけではない。たまたま65歳のクリスマスくらいまでは打ってみようと思っているだけである。どうせ確定申告するのなら、65歳のクリスマスまで打って、そこで打つのを辞めればキリがよさそうだと思ったのと、今は65歳くらいまではみんな働く時代になってきていると思うので、自分もやってみようと思ったからである。たまたまブログを開設したのが2024年6月だったので、65歳のクリスマスまでやったら23.5年になるというだけである。23.5という数字も素数を順番に並べているので、個人的には美しいと思う。

なぜブログを作ったのかというと、生活に規律を与えたいからである。なぜわざわざワードプレスという金のかかるブログを始めたかというと、無料のブログはいつサービス終了するかわからないし、金を払った方が自分自身でもちゃんとやるのではないかと思ったからである。

ブログに関しては、思うところがある。まず、僕は他人のブログなどほとんど読むことはない。そして、自分のブログにも読む価値などないと思っている。だから、ブログでアフィリエイトをしようとは思わない。世の中にはブログより読む価値のある本がたくさんあるのに、なぜ他人のどうでもいい情報を読まなければならないのか疑問である。

正直、ブログに記録を残すことで、トレードにおいて規律を保てるのなら、アフィリエイトをするよりもよっぽど儲かると思うし、投資や投機においては他人の書く情報なんて鵜呑みにすべきではないと思っている。自分で調べた情報ならまだしも、他人のファンダメンタルズ情報を信じて何度大損害をくらったことか。つい最近もそういう目にあった。だから、もう僕はいくら有名youtuberだろうと他人のファンダメンタルズなんて信用しない。己のテクニカル分析だけを信じ、そして死のうと思っている。

僕は大学生の頃numeriというテキストサイトにハマり、読み漁っていた。さらには、ニコニコ動画で永井先生にハマり、動画を見まくっていた。僕の場合、両先輩からトークスキルを学ぶために文を読み、動画を見て、模倣しているうちに、トークがうまくなり、結果として42歳現在、過去に彼女がいたこともあるし、童貞でもなくなっている。

要するに、面白いトークができるようになるために、numeriを読み、永井先生の動画を見て、模倣し、試行錯誤していたわけだが、実際そのおかげで彼女ができ、童貞でもなくなったのだから、教材として両先輩には価値があったということになる。

では昨今のネット業界はどうなっているのだろうか。ブログ、動画、どれもつまらなく感じる。中には面白いものもあるし、自分が完全におっさんになったからそう思ってしまうのかもしれないが、僕は教材としてネットを利用していたし、今のネットが自分にとって教材になっているのかというと疑問ではある。

正直、他人が何をしようとどうでもいい。結局、僕は思い出に浸りたい気がする。だから、numeriみたいなブログを作ろうと思った。もちろん、あんな熱意のある文章を書くつもりはないが、大した内容でもないのにアフィリエイトでガチャガチャのブログなんて作りたくなかったし、numeriみたいにサーバー代を払って活動しようと思った。

2024年6月8日、ニコニコ動画がサイバー攻撃を受けており、現在復旧中である。アクセスしたら、2008年に人気のあった動画だけ見れる状態になっている。2007年、2008年は僕にとってニコニコ動画全盛期である。懐かしいとは思ったが、もう過去の動画にそれほど執着する気になれない。

ただ、永井先生を知った2007年は僕にとって大事な時期であったし、あれがなければ僕はトークがうまくなることはなかっただろう。奇しくも、6月8日は永井先生の誕生日の前日であった。

まさかニコニコ動画がこんなに長期的に見れなくなるとは思っていなかった。現在はアニメを見たり、漫画を読むためにしか使っていなかった。たまに永井先生の昔の動画を見ることはあるが、もはや教材としてではなく、ただ懐かしくて見るだけであった。

もうニコ動に頼っている場合ではないのかもしれない。最悪アニメはアマプラで見ればいいし、漫画も買えばいい。それよりも、前に進むために、自分で何かを作らなければならないのかもしれない。

新卒で入った会社を2008年5月に辞めて、派遣社員としての人生を歩みだしてから16年が経過した。途中仕事をしていなかった時期もあったが、トータルでの実働期間はさすがに10年を超えている。

完全に人生が狂っているという自覚はあるが、もはや引き返せない。正直、いつ死んでも別にいいとは思っているが、酒の飲みすぎで肝臓や食道がガンに侵されるのもバカバカしい気がしてきたので、健康に気を遣い、とりあえずクビになるまで今の仕事を続けようと思っている。そして、あわよくばトレードルールを23.5年守り続けて、65歳のクリスマスを迎えてみたい。

ジェシー・リバモアは63歳の11月末に拳銃自殺した。だったら、僕は65歳のクリスマスまでルールを守って投機を仕掛けていこうと思う。

結果は重要ではない。株価を上げるか下げるかなんて、当然僕にはコントロールできない。だが自分のトレードルールを守るかどうかは自分で完全にコントロールできる事象である。

自分のトレードルールを守り続けて、死んでやろうと思う。そんなバカがいたことを記録に残してみようと思う。本当にただそれだけである。

過去には彼女もいたし、もはや童貞でもないし、結婚する気もさらさらない。あとは投機に人生をかけてみてもいい気がする。きっと、おそらく破滅するとは思うけど、とりあえずやってみようと思う。

今まではトレードルールを破り続けてきたから金を失い続けてきた。だったら、ここからの23.5年はトレードルールを守り続けて金を失い、破滅してやろうと思う。

2024年6月20日。自宅でカフェオレを飲みながら執筆。晴天なので、部屋に転がる大量の酒ビンをゴミ処理場に出しに行こうと思う。酒は最高の友だったが、トレード時においては最強の敵でもあった。食費もバカにならないし、太るし、飲まなくて済むならその方がいい。

これからは、酒ではなく、他の何かに酔えたらいい。例えば、そう、自分のブログに酔うとかね。

うーん、我ながら、かなりキモいことを書いてしまった気がする。