マディソン郡の橋を久々に見た。というか、前回はいつ、どのように見たのかも覚えていない。マディソン郡の橋という単語を初めて知ったのは、高校3年生の頃だと思う。2000年だ。マディソン郡の橋は1995年の映画であり、僕が中1の頃の映画だが、当時は全く知らなかった。
知ったきっかけは大学受験の勉強で使っていた速読英単語に「マディソン郡の橋」という単語が書かれていたからだ。
つまり、実際に映画を見たのは大学入学以降である。大学時代ならDVDをレンタルして見たのか、その辺も記憶にないが、最後の方の中年男性が雨に打たれて悲しそうな顔をしているシーンだけは覚えている。そこに至るまでの流れはほぼ覚えていなかった。
実際、今もまだ開始1時間のところで止めている。まあ、不倫をして、結局は別れる話だったということは覚えているが、問題は主役の中年男性を演じるクリント・イーストウッドが撮影当時65歳くらいだったということである。相手の女性は当時45歳だった。20歳も年の差があるとは思っていないかった。
そもそも主役の男性が有名な監督であることすら知らなかった。作中の設定では52歳らしいが、それを65歳の監督が自分で演じているのだから、とんでもない変態ジジイなんじゃねーかとすら思ってしまう。相手は20才も年下の女性だ。65歳のジジイが45歳の女性と不倫、やはり変態である。
ただ、男性役のクリント・イーストウッドは現在95歳、女性役のメリル・ストリープも75歳で未だ健在。大したものである。そこは大いに見習わなければならない。しかも最近まで普通に俳優として活躍しているようだ。Wikipedia情報だが。
僕は現在42歳。マディソン郡の橋の頃のクリント・イーストウッドの年齢まで23年ある。
とりあえず、65歳だから当然なのだが、マディソン郡の時のイーストウッドは結構ハゲていて、シワも多い。だから、僕は65歳になるまでアンチエイジングに力を入れ、65歳の時点でイーストウッドよりも頭髪が多く、シワも少なければ勝ちというゲームを始めることにする。
まあ、アンチエイジングと言ってもヒアルロン酸を打ったり、そういうガチなことをするつもりはない。ただ食生活やスキンケアなど、基本的なアンチエイジングの方法は理解しているつもりだ。
そして、トレードルールを守ること。これが一番大事でもある。今日2024年6月25日から2047年12月24日までのジャスト23.5年間、トレードルールを守りつつ、アンチエイジングを継続していき、イーストウッドよりも若い65歳を作っていくゲーム、それがプラン235である。
ウイスキーでは山崎の30年物に価値があるらしい。先日普通の山崎をストレートで飲み、白州もストレートで飲んだが、違いがわからなかった。おいしかったのだが、どうも僕は美食家には程遠いらしい。響や知多も飲んで見たいものだが、正直自分には角やジムビームで十分だと思う。
30年とは言わないにしても、とりあえずマディソン郡の橋のイーストウッドと対決するために、アンチエイジング&トレードルールを守り続け、そこそこ強い65歳のジジイを目指す、それがプラン235である。というより、人生というゲームがそこそこ強い65歳のジジイを育成するゲームだと言っても過言ではないだろう。
今チャートを見たら日経225先物が39160円を付けていた。今日の安値38730円から430円も上に来ている。思わず逆張りの売りを入れたくなってしまうが、これでは23.5年熟成させることはできない。順張りでなければ勝ちではないのだ。今日なら当然買いしかやってはいけないが、もう手遅れである。次のチャンスが来るまでじっと待っていればいい。
人生とは、頭髪を守るためのゲームである。そしてスキンケアをして肌の老化を防ぐゲームでもある。さらには体形を維持するゲームである。僕の場合はダンベル10kgで普通に筋トレできる筋力を維持しつつ、体脂肪率13%を維持するのが目標である。そして当然トレードルールを守るゲームでもある。
今日から23.5年、42歳の中年を熟成させて、そこそこ強い65歳のジジイを作っていこう。一度でもトレードルールを破ったら、そこですべてが終わりである。だから、今日はもうおそらく買いを入れるチャンスはないだろう。
それならそれでいい。ジムに行って筋トレして、食材の買い出しをしてこよう。
これを23.5年続けるだけでいい。案外簡単なことなのかもしれない。
金など使っている場合ではない。金を使いたいと思ったら負け、それがプラン235というゲームである。
人生において、目指すべきは金と健康である。それに寄与する活動として圧倒的正義がいつくか存在する。部屋の掃除もそうだ。部屋が汚いと規律が乱れる。トレードにも悪影響を与えるだろう。
金の問題だが、現在年収360万円の派遣社員として働いている。極論を言えば、もっと稼げる仕事に就けたらいいのだろうが、自分の場合、おそらくもう気力がもたない。今更正社員になってバリバリ働いて年収500万円を目指す気がもうないのだ。
派遣人生も16年になる。色々な現場を渡り歩いたが、現在の契約内容はそれほど悪くはないと思う。7年前などは年収308万で、それでも多いと思っていた。当時は4勤2休の昼夜交代、つまり6日ごとに昼夜を逆転しなければならない仕事をしていた。周りの人は平気でやっていたが、自分にはそのリズムが合わず、自律神経がおかしくなる感覚を日々感じていて、最終的には16ヶ月で退職した。限界だったのだ。
その後も夜勤の仕事をすることが多かった。思えばこの8年間はほぼ夜勤だった気がする。箇条書きにしてみよう。
・2016年は夜勤、昼夜交代。
・2017年は昼夜交代。
・2018年も昼夜交代。
・2019年は日勤、夜勤専属。
・2020年は夜勤専属。
・2021年は夜勤専属。
・2022年は昼夜交代、夜勤専属。2022年には3年ぶりに久々に昼夜交代をやってみたが、やはり無理だった。脳に酸素が行かず、酸欠状態で生きているような感覚だった。やはり自分には合わないらしい。
・2023年は夜勤専属、日勤。
そして2024年現在は日勤である。日勤だけを14カ月以上継続している期間は、ここ8年間では存在していなかった。
当初は昼夜交代を1ヶ月ごとに繰り返す条件で応募したのだが、たまたま日勤の部署に配属になり、14カ月働いている。正直、体は非常に楽である。65歳の時点でイーストウッドよりも頭髪、肌、体形で若さを保たなければならないのだから、日勤こそ正義であると感じる。夜勤はどう考えても老化を促進する。
とは言え、現状の年収360万のまま普通に65歳を迎えたとしても、貯金額はたかが知れている。ただ若さを保って65歳を迎えればいいわけではない。そこで日経225先物の登場である。パチスロ「日経225先物」をルールを確実に守って打ち続けて65歳を迎えたら、一体どうなるのだろうか。
さすがに今日は上昇トレンドであり、売りを絶対にしてはいけないということくらいはわかる。それすらわかっていなかったら絶望的である。だが、買えなかった。38570程度で買いサインが出たら買いたかったが。38670から39200まで上昇してしまった。まあ、仕方のない事である。38820を超えた時点で売りはしてはいけないし、そこで思い切って買いを入れると言う手もないこともなかった。38670の60円上の38730に指値していれば買うこともできた。ただ、できなかった。慎重にやった結果、買えなかった。だが、それでいいと思っている。少なくとも逆張りの売りなど入れたらその時点でルール違反になるし、黙って上昇を見ているのは別に何の問題もない。そもそもゲーム初日なのだから、見に回るのも大いにありである。上昇を見守って平然としていられるなら、それはそれですごいことである。
金の計算をするからおかしくなるのである。現在ミニ4枚を取引する資金がある。今日仮に38730で4枚買えていたら、そこから39200まで上げているので、470円分の値幅を取れたわけだ。少なくとも400円で利確してしまえば16万円の利益である。実行できていたら大いに結構なことである。
ただ、16万円があったところで、別に何かが変わるわけではない。現在借金が150万円あり、手元に現金が80万円ある。実質70万円の借金を抱えている状態である。こんな状態に16万円追加されたところで、別に派遣社員として現在の仕事をクビになるまで続ける生活が変化することはない。やることは何もかわらないのである。
今日がゲーム「プラン235」開始当日なので、人生に対する考え方を整理しておくのもいい気がする。貴重な機会だ。どうせ買いのチャンスを逃したわけだし、ゆっくり考えてみよう。そもそも60分足のストキャスが下げていたとはいえ、完全に上60の調整の形ではなく、上15のオレンジが38670で入った状態だったので、無理して買わなくていいとは思う。買ってLCにひっかけても何も問題ないが、初日だし慎重にやるに越したことはない。38970から38670まで300円調整、そして鬼門である38780、38770を超えてからの調整だったので美味しいことに変わりはないが、無理はしなくていい。
基本的に、今の仕事をクビになるまでは働くことがルールであり、金は極力節約する。そしてトレードルールを守る。この3つである。健康維持は言わずもがなである。
少なくとも資金が1500万円貯まるまでは専属トレーダーになろうなどとは思うべきではない。借金70万円ある状態で、仮に16万円利益が出ていようが、借金が54万円になるだけであり、資金1500万円までは程遠い。
重要なことは、圧倒的正義行動を淡々と継続することだけである。
過去には年収が308万で昼夜交代の生活をしていたり、車なしで自転車と電車で生活していた2年間もある。それらに比べれば、現在の年収368万円の日勤ライフはそうそう悪くない。車もある。同僚にはヤバい人が結構いるが、それは仕方のないことである。派遣には頭のおかしい人が多いのは事実だし、社員でも癖が強い人もいる。だが、アウシュビッツに強制収容されてしまったユダヤ人と比較すれば、どう考えても天国である。比較対象はあくまでアウシュビッツだけでいいのである。
プラン235開始前の6月10日から6月24日まではルールを破りまくってきた。最大で-248,000円負けている状態にもなった。ルールを破りまくった結果だから全然ダメなのだが、とりあえず+27,000の状態になった。そしてプラン235開始となった。
運に頼った結果だから全然ダメなのだが、それでもその差は275,000円である。もっともルールを守っていればその地獄を見なくて済んだのだから、やはりトレードルールは守らなければならない。
ゲーム開始となった今、トレードルール違反はもう許されることではない。ルールを守って65歳のクリスマスを迎えよう。そして、最悪-248,800円の状態が+27,000円になった状態でゲーム開始となったことを素直に喜ぼう。だが、絶対にこんなことを繰り返してはならない。
琥珀色の美しいウイスキーのように、ここから23.5年熟成させるのだ。42歳の派遣のおっさんが見ていい夢など、その程度のものである。